D-RTKモバイル局の設定に3種類(手動キャリブレーション・カスタムネットワークRTK ・PPP)の方法が有ります。
各項目の違いが有りますのでご利用の際は現地の状況を確認の上方法を選択し、ご利用ください。
・手動キャリブレーション
座標のわかっている基準点上にD-RTKを設置し、基準点座標をPILOT2画面に座標を入力し、D-RTKと機体を無線通信でRTK方式で通信を行います。
現地、基準点上に設置しているため現地の座標と整合性有ります。
ポールが垂直に設置できていない場合や、座標入力時に入力値を間違えると、D-RTK3アンテナが基準になる為、機体に送られる座標情報もその座標もその分ずれます。
座標入力方法
D-RTK2:緯度経度座標、楕円体高(標高+ジオイド高)+1.803m
D-RTK3:緯度経度座標、楕円体高(標高+ジオイド高)+アンテナ高+0.1051m
・カスタムネットワークRTK(D-RTK3のみ)
ネットワークRTKを使用し、D-RTK3のアンテナ位置を求め、その座標を基準座標に設定し、D-RTKと機体を無線通信でRTK方式で通信を行います。
キャリブレーション時にはネットワークRTKを使用する為、キャリブレーション時のみネットワーク回線(Ntrip)を利用します。
現場周辺のネットワーク環境が圏外の場合はご利用いただけません。
配信会社によっては、現地座標との誤差が出るので、事前に確認をしてください。
場所を選ばない為、上空視通の良い場所に設置しご利用ください。
・PPP(D-RTK3のみ)
D-RTK3を約20分間観測することで、高精度な座標を取得することが可能です。その座標を基準座標に設定しD-RTKと機体を無線通信でRTK方式で通信を行います。
測定精度は、D-RTK3周辺の障害物、衛星分布、電離層活動、電磁干渉、マルチパスなどの影響でが精度劣化する可能性があります。
基準点設置やネットワークRTK配信を利用することなく、座標を求めることが可能。
衛星の信号のみを受信し座標を確定する為、現地座標との関係性が無い場合があるので、GCPを使用し解析時に座標調整をお願い致します。
場所を選ばない為、上空視通の良い場所に設置しご利用ください。
共通事項
RTK方式は、D-RTKと機体の2つのGNSS受信機を使用し、それぞれの測位結果の差(位相差)を計算し、その差を補正することで、高精度な位置座標を求めることができます。
D-RTKと機体の距離が近いため共通衛星や受信環境が似ているので、衛星受信による誤差が少ない
D-RTKと機体の通信が無線を使用しているのでネットワーク回線(Ntrip)による通信トラブルが少ない